2014年07月01日

非常用進入口

街を歩いていると、建物の3階以上に赤い三角マークを見た事が有るかと思います。

三角マーク.jpgそれは、『非常用進入口』または『非常用進入口の代替窓』と言われるものです。
補足しますと、建物の3F以上31m以下(およそ10階)で、道路または道路に通じる4m以上の通路に設置します。

ただし、非常用エレベーターを設置したり、共同住宅では設置の緩和(住建発85号)が有ります。

代替窓にした場合は、規定の開口部(窓)に三角マークを、平面距離で10mごとに設けますが、非常用進入口の場合、40mごとになる代わりに、開口部(窓)にバルコニー、三角マークに赤色灯が必要になります。

建築基準法的に必要ですが、外観のデザインにも大きく係わるので、代替窓や緩和で検討をする事が多いです。特に、共同住宅では、平面形状的に可能な限り、緩和が一般的になっていると思います。
本来、用途からすれば、目立つべきものですが、建物的には控えたいと、ちょっと矛盾していますが、建築及び消防とも協議しているので、法的には問題は有りません。

そんな非常用進入口ですが、面白いデザインを見つけました。
鎌倉に有る、鳩サブレで有名な豊島屋本店
非常用進入口-1.jpg 非常用進入口-2.jpg

外観のルーバーを、鳩マークの形に開け、マークと同じ様に、目の部分が赤色灯になっています。ルーバーの奥がバルコニーになっており、非常用進入口が設置されています。
流石に、流用できませんが、良く考えたなと思いました。
posted by nabay at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする