2008年09月17日

Y's house project vol.1

現在、個人住宅を計画中です。これが、なかなかやり応えのある計画なのです。
施主(建築主)の要望をおおまかにまとめてみると・・・

1、完全分離型2世帯住宅(玄関、水廻り・キッチンが別のプライバシー重視型)
2、既存建物に住みながらの施工
3、4台分の駐車スペースを確保、内1台は屋内駐車で書斎から愛車を鑑賞
4、階段よりもスロープで上下階を移動する計画


一番の難問は、2番の既存建物に住みながらの施工です。他の場所に引越して新築するより、工期・コストに影響があっても既存に住みながらの工事を施主が要望されたため、それに則して計画を進めています。(詳細は改めて記事にする予定です)

施主との打合せを進めながら、現地調査、役所調査、既存建物・土地資料等を調べ上げ、第1回目のプレゼンテーション(基本計画)をまとめました。上記の要望、周辺環境、敷地形状、建築主の生活スタイル、我々としての提案・アイデア等さまざまな要素を踏まえた上で、コンセプトを練り、スタディ模型を制作しての繰り返しが続き、ようやく2案まとめ上げ、プレゼンテーションへと至ったわけです。今回は結果的に約2ヶ月程掛かってしまいました。

Study-Modelちなみにスタディ模型は、実に26個制作していました。たくさん作ればいいという訳ではありませんが、それだけ様々な提案があり、バリエーションが可能なのです。1つの住宅で、100個のスタディ模型を制作する有名建築家もいますが、どこで決定を下すかも重要な部分です。
どの分野でも同じと思われますが、時間を掛けて様々な思考をすればするだけ、その計画に愛着がわき、思い入れも強くなります。
(アニメの宮崎駿監督が、「崖の上のポニョ」完成試写会後に涙を流している姿が印象的でした。苦心の作だったのでしょう。)
施主の意思は当然反映されるものですが、我々も作品となるように楽しみながら計画させて頂いてます。

現段階は、施主よりプレゼンの改良点・追加要望等が出てきましたので、極力コンセプトを崩さずに修正しているところです。
今後もこの「Y's house project」の進捗状況を、可能な限りお知らせしたいと思っています。
posted by suzuking at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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