2008年10月24日

豊田市美術館

今更ですが、今年の夏の休暇を利用して、一度見てみたかった谷口吉生氏設計の『豊田市美術館』へ行きました。

愛知県豊田市の高台に、1995年11月に開館した近代・現代芸術の総合美術館です。
(私が行った時は、「ブラジル−日本 きみのいるところ」とブラジル芸術を堪能出来る展示をしていました。)

TMMOA-1.jpg TMMOA-2.jpg
この建物は書籍で写真や図面を見ていたので、ある程度は予想していたものの、外観を見て想像よりスケールが大きかった事と、絵になる池のレベルが2階に在り思っていたより高かった事に驚きました。

白の外壁と乳白色のガラスで構成されたグリッド状の目地を持つ建物の前に、緑色のスレートで覆われたフレームで織り成すミニマリズムなデザインは、シャープで美しいの一言につきます。
敷地の高低差を利用した配置やランドスケープに、このデザインが組合される事でボリューム感が減って見えてたのかも知れません。

TMMOA-3.jpg内部空間も面白く、展示室が細切れの様に箱が分散しており、展示室を移動するのにチケットカウンターの前を通過したりして、1階から3階へと螺旋状に回るルートになっています。
また、屋外にも展示されていたりして、敷地を含め美術館全体が開放的で、歩きながら芸術と建築空間を楽しむ事が出来ました。

美術館では珍しく、建造物や常設展示に限り内観写真を撮る事も可能です(建築好きには、嬉しいサービスです)。

TMMOA-4.jpg他に、敷地内に谷口氏が設計した茶室(一歩亭,豊祥庵)があったり、アメリカのランドスケープデザイナーのピーター・ウォーカー氏と共同設計した人工池の夜の雰囲気など、何度も足を運びたくなる建物です。
posted by nabay at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築・ランドスケープ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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