2008年11月12日

建築士法改正

我々建築業界の資格といえば、一級建築士を代表とする建築士の資格が有ります。建築士は、建築士法に則して日々勉強をし仕事に勤めなければなりません。

その建築士法が、今月(11/28施行)に改正されます。
耐震偽装の影響で、沢山の人に迷惑を掛けただけでなく、建築業界の信用を落としたことに対して、信用を取り戻す為に更なる能力向上を目指した改正です。

建築士法.jpg

今までは、資格を取得するとA4サイズの資格証を頂いて終わりでしたが、これからは3年ごとの定期講習会を受けて受講後の修了考査(○×式)に合格しなければなりません。
この定期講習会は既に始まっていますが、東京など資格者数の数に対して、会場規模や回数が追いつかない状況になっています。我々も、来年には受けたいと思っています。

改正を抜粋すると、業務において管理建築士他の建築士が設計・工事監理契約時に、建築主対して重要事項について説明する事が義務化されました。
重要事項の中には、法律や省令で下記の様な内容があります。

 法律
  ・作成する図書の内容(設計契約)
  ・工事と設計図書の照合方法
  ・工事監理における実施状況の報告方法
  ・設計及び工事監理に従事する建築士の氏名と資格
  ・業務報酬や契約解除

 省令
  ・事務所の名称と所在地
  ・事務所開設者の氏名
  ・設計及び工事契約の対象になる建築物の概要
  ・業務に従事する建築士の登録番号
  ・業務に従事する設備士がいる場合は、設備士の氏名
  ・委託に関わる場合は、その名称と住所と氏名


重要事項-1.bmp 重要事項-2.bmp

つまり建築主が、設計や工事監理の担当者の資格を確認した上で、作図内容に業務方法を知る事によって、今まで以上に安心して頂ける内容になっています。

他に、一級建築士の受験内容の変更に、建築士事務所開設時に必要な管理建築士になるのに、実務経験と講習を受講することが必要になったり、業務報酬の見直し等があります。

建築業界の信用を回復する為に、日々進化する技術や業務を追うだけでなく、初心を忘れないよう心掛けたいと思います。
posted by nabay at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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