2008年11月19日

巨大壁画

明日の神話-1.jpg   明日の神話-2.jpg

岡本太郎氏の傑作「明日の神話」が渋谷駅の連絡通路に恒久設置され、早速見に行きました。

縦5.5m、横30mを有する油彩画は、様々な色彩で表現され、力強いタッチと絵画から発散するエネルギーは必見です。
また、壁画はもちろんですが、このサイズをものの見事に納めた空間は驚きでした。

壁画設置場所は、通路、階段、エスカレーター、渡り廊下等で構成された動線空間ですが、ガラス越し外部を見下ろせば渋谷スクランブル交差点が位置していて、様々な角度からの鑑賞が可能です。壁画上部にはトップライト(天窓)が設置されていて、神秘的な自然光と人工光による展示となっています。
部分的に丸柱が邪魔になりますが、まるでこの巨大壁画を待っていたかのような空間で、美術館の一部が突然現れてしまったような錯覚すら感じます。

ただ気になるのが、絵画を展示する環境として整っていない点です。
ガラスやアクリル板等による保護がないのです。
通常美術館等では、温度・湿度・直射日光等の制御が、絵画を展示する際の必要条件といえます。
しかし岡本太郎は生前より自らの作品をガラス越しに鑑賞させることを嫌ったといわれています。
まさに氏の意思を反映して、フィルターを通さずに直に鑑賞・体感してほしいという展示なのでしょう。
posted by suzuking at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン・アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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