2009年03月10日

赤白ボーダー

U邸-2.jpgちょっと前に話題になった某有名漫画家の住宅です。
近隣住民より、町並みの景観を損ねるとの問題で裁判になったのは記憶に新しいところです。
裁判の結果は近隣住民側の敗訴で決着がつきましたが、果たして皆さんはどう感じたでしょうか?

景観論争は非常にデリケートで、人それぞれが持っている感覚的な部分が決定要因になることもあり、簡単に結論が出にくいものです。
色彩や形態で猛反対されていた建築が、完成後数十年経過すると、親しまれ地域の顔になっている、ということも過去の事例であります。
今回は景観問題の詳細等は書きませんが、地域性・時代性・環境・文化などの要素によっても考え方、扱い方が微妙に変わってくるでしょう。

実際この住宅を見ましたが、個人的な結論から言うと「ぎりぎり許容範囲」という感じです。
但し、このデザイン・カラーリングを認めているつもりは一切ありませんし、このような設計・デザインをするつもりも一切ありません。
もし自分の家の隣にこれが建ったら景観的に「ギリ許せる」といったところでしょう。
この建物は前面道路から約3mほどセットバックして建っており、周辺道路を歩いている限りではほとんど目立ちません。
確かに地域的に見れば古くから成り立っている高級で閑静な住宅街ですが、景観を破壊するほどのことはないと、個人的には感じました。
ちなみに、この建物を見に来ていた20代くらいの女性達は「かわいい!」と言ってました・・・。

我々も景観に何らかの影響を与える立場にいますので十分な配慮が必要です。

U邸-1.jpg   グワシ門扉.jpg
posted by suzuking at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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