2009年07月16日

避雷針

早くも梅雨が明けました。
これからますます暑くなりますが、身体には気をつけてお過ごし下さい。
また、雷雨の時期にもなります。夕立に雷、こちらにも十分ご注意願います。


避雷針.jpg建物での雷対策と言えば、避雷針です。
この避雷針は、建築基準法で高さ20m以上(おおよそ6〜7F以上の高さ)の建物に設置する義務があります。ただ設置するだけでなく、避雷針から60度の角度で建物を包囲しなければなりません。傘や円錐で被われているイメージです。
JIS規格では、高さによって角度も決められています。)
その為に、1本が9m近くのサイズになる事や、何本も立てる場合もあります。
また、避雷針の代わりに棟上導体と呼ばれる銅線・銅帯等を屋根の上に張り巡らした工法もあります。こちらは、平面的に大きな建物に良く見られる他に、下から見上げても避雷針が見えないので意匠的に採用される事が多いです。

さて、ここで大きな勘違いをする問題があります。
それは、住んでいるマンションや働いている事務所に避雷針が立っていても、雷が落ちれば電子機器が壊れる可能性がある事です。
もともと避雷針は、建物を雷から守る為の物で、建物内にある物まで守る目的が無いからです。その為に全ての電流を解消出来ず、ある程度は内部の配線に流れる事ある訳です。

あと、避雷針を立ててしまえば終わりと思われているようですが、年1回以上の定期検査が必要と法律で定められています。

雷ガード.jpg日本において、落雷に対する対策は他国と比べても遅れていると聞いた事が有ります。早く、機能向上した上で意匠的に良い「避雷針」が誕生すればと思います。
今のところ、自分達のPC・電話等を雷から守るには、雷が鳴ったら線を外すか、雷ガード付タップ(写真)を使用するしか無いようです。
posted by nabay at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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