2009年09月10日

建築条件付

建築条件.jpg建築設計事務所にとっては耳障りな言葉。

土地を購入した友人・知人に設計・デザインを協力しようと思っても、これでは手出し出来ません。
(売主に数百万を支払って建築条件を外すことも可能ですが・・・)


確かに、低予算で手軽に注文住宅感覚の家を手に入れたいという人には良いかも知れません。
但し、施工会社があらかじめ決まっていて、また、仕様・材料・カラーも数少ない中からしか選択できないので、その施工会社がどのような住宅を手掛けているかを勉強しておく必要があります。

最近、このような建築条件付土地を知人が購入したので相談に乗っていました。
稀なケースだと思いますが、確認申請用らしき図面が施工会社から知人宛にメールで送付されてきて、「見ておいて下さい」とのこと。
おおまかな間取りは打合せで決定していたのですが、建具や使い勝手の詳細な部分はメールでの図面提出のみ。

しっかりと配慮された計画と思われますが、説明が一切ないのは一般ユーザーに対して有るまじき行為!
なお建築士法第18条2項第24条の7にしっかりと説明義務が定められています。


不安に思った知人が、図面を確認してほしいということで見てみると・・・。

やはり細かい間取りの修正、仕様の確認、不明な点等が多々ありました。
ある程度まで希望通りの修正・変更は出来ましたが、内倒し窓が外倒し窓に変更するだけで数万円UP、というようにオプション扱いとなって建築コストがUPしていくシステムのようです。

不動産・施工会社が有利な条件付き、という意味しか思えないのは気のせいでしょうか?
低価格で戸建て住宅を購入できる魅力があるので仕方ないかもしれませんが・・・。
(限度はありますが、我々のような設計事務所でもローコスト住宅が可能です。)

とにかく、施工はしっかりと確実にやってもらいたいものです。
posted by suzuking at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック