2006年12月25日

表参道akarium

現在、表参道のケヤキ並木では幻想的にライトアップするakarium(アカリウム)というイルミネーションが実施されています。

2006年12月5日〜2007年1月8日まで開催され、約1kmにわたる表参道のケヤキに沿って和風テイストの柔らかなあかりを灯し、陰影と色彩に富んだ演出で温かみや優しさのある空間を創り出しています。

ケヤキを覆い尽す豆球のイルミネーションが消えてから8年、今年から行灯の列柱が姿を現しました。当時のインパクトほどではありませんが、ケヤキには触れず既存の街路灯を隠蔽してそれを支柱にすることで新たな行灯を構築し街並みを表現しています。
行灯単体で見ると少しゴツイものになっていますが、列柱ですと景観・コンセプトとして魅力あるものへ変化していると思われます。

ここ最近は都市の景観がよく取り上げられますが、建築・インフラが融合した都市景観は、その国や地域の文化・歴史・時代を映し出す鏡であり、財産であると思われます。

個人的には、ヨーロッパでは街灯が石造建築物の色と融合して温かみのある柔らかい都市空間を演出し歴史の重みを感じますが、日本では白色の蛍光灯・水銀灯等で無機質な感じさえしてしまいます。日本でも古い歴史のある地域などでは、ほのかな照明効果が残っていると思われますし、最近は徐々に柔らかな表現になっている地域も見受けられます。

日本独自のイルミネーション効果(例えば谷崎潤一郎:陰翳礼讃や最新テクノロジーを駆使した効果)があると良いのではないのでしょうか。



akarium-1.jpg   akarium-2.jpg


posted by suzuking at 15:29| Comment(2) | TrackBack(0) | デザイン・アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
見てきましたよ。
しかし、僕には、試みはわかるものの、
いま一歩でした…。

なんとなく、インパクトがなく、街並みに溶けこんでいるでもなく…。

年を重ねる毎に、良くなる事を願います!!
Posted by けんご at 2006年12月28日 13:32
ご意見ありがとうございます。
我々としても、非常に言いたいことは分かります。

コンセプトは良しとして、今後の進化に期待したいですね。

例えばコンペとかになるといいですね!
Posted by suzuking・nabay at 2006年12月28日 16:15
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