2008年01月21日

SKETCHES OF FRANK GEHRY

Sketches-of-FrankGehry-1.jpg
2005年に製作され、昨年6月に都内をはじめ全国で上映された『SKETCHES OF FRANK GEHRY』。素材を駆使し、独特の建築空間を造り続けているアメリカの建築家「フランク・オーウェン・ゲーリー」のドキュメンタリー映画です。ゲーリーの友人でもある名匠「シドニー・ポラック」が監督をしつつ案内役となり、ゲーリーの素顔に迫る作品となっています。やっとDVD化され、観ることが出来ました。

ゲーリーのスケッチは、直線が見当たらず躍動感溢れる一筆書の様に描かれています。初めてこのスケッチを見た時には、これがどの様に図面化されるかが気になりました。
映画では、スケッチから始まり建築のフォルムを決めるのに重要なものとして『模型』を挙げていました。事務所内で、初期の形状案でシルバーの厚紙切り貼りして検討するシーンがおさめられています。そこから発展した模型とプランを交互に検討し、最終案へ進めていました。
ディズニーコンサートホールホテル・マルケス・デ・リスカルの様な複雑な形状が多い作品には、図面のCAD化が大きく影響を与えており、模型(三次元)から図面(二次元)にする点で彫刻的な作品がよりリアルに表現出来る様になったとありましたが、ゲーリー自身は使えないそうです。

何かを見たりして閃いた事が、その時はヒントになっても何ヵ月後にはヒントでは無くなる事もあると言う意味を含めた上で、『形のヒントは、どこにでも有る』この一言が分かっていても良い言葉だと思いました。

「建築を知らない監督だからドキュメンタリーに適任」として製作されているので、建築関係以外の方が見ても楽しめる作品かと思います。
posted by nabay at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック