2008年04月18日

十二人の怒れる男

平成21年の5月までに、国内で起きた「重大な刑事事件」の裁判に、一般市民が参加する『裁判員制度』が始まると、メディアで良く耳にします。

日本の裁判員制度とは異なりますが、イギリスやアメリカでは古くから陪審員制度が施行されています。
そんな陪審員制度を題材にした映画が、1957年にアメリカで製作された『十二人の怒れる男』です(モノクロ・97分)。
12AngryMen.jpg
17歳の少年が殺人の罪で起訴され、12名の陪審員が有罪か無罪かを、陪審員室と言う狭い空間で議論を繰り広げる法廷サスペンスです。

最初は、12人中11人が有罪で一致。しかし、ヘンリー・フォンダが演じる8番陪審員のみが有罪ではなく、「話し合おう」と主張します(陪審員制度は、12人の意見が一意する必要がある)。
ここから外は土砂降りとなり、暑苦しい部屋の中で個性溢れる陪審員達による、壮絶な討論がはじまります。人種や育ち等、事件に対する偏見や先入観を取り払っていく事で、少年の無罪を主張する人が現れ、ますます過熱する討論。
話し合いが終わり、12名が裁判所を後にする頃には雨も止み、観ている方もスッキリした気分になります。

もし裁判員制度で参加した時、映画の8番陪審員ように冷静に分析しつつ話をする事が出来るかは分かりませんが、討論の仕方が勉強になると思いました。
最後に、この8番陪審員の職業が『建築家』と言うところも、身近に感じてしまう内容でした。
posted by nabay at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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