2017年02月12日

2017建築情報

早いもので、今年も一月が過ぎました。

この一年も、街の中には新しい建物が誕生します。
今までは、展示会だったり、建った後の見学紹介をしていましたので、別の視線で情報を上げたいと思います。それは、これから竣工・開業する建物情報です。

流石に、全国的には分かりませんので、首都圏を中心に何点かを紹介します。
(パースや一部の写真は、各関係HPより拝借しました。)

GINZASIX(基本設計+外観デザイン:谷口吉生)
東京都中央区
GSIX-000.jpg  GSIX-001.jpg
銀座松坂屋跡地に建つ、店舗・事務所・文化交流施設です。
左が完成予想図(パース)で、右が、足場が外れた現時点。風除室とガラスと金属の使い方に、設計者の特徴を感じました。ディテールからの、美しさがあります。
開業は4/20予定で、立地と大型店舗と言う事で、銀座の新しいランドマークになりそうです。



ミキモト銀座4丁目本店(ファサードデザイン:内藤廣)
東京都中央区
MIKIMOTO-GINZA-000.jpg  MIKIMOTO-GINZA-001.jpg
同じ通りにある、建替え工事です。
ジュエリーブランドらしく、約4万個のガラスピースを使ったファサードデザイン(左)。現地で見ると、小さなガラス板がブラインド状に壁面を覆っていました。光が当たるとどう見えるかが楽しみですね(右)。
6/1に、グランドオープンします。



柏の葉 T-SITE(設計:クライン ダイサム アーキテクツ)
千葉県柏市
kashiwa-no-ha.jpg
三井不動産の事業「柏の葉スマートシティ」に一角に建つ、代官山T-SITEから始まった4番目のT-SITEになります。書店・飲食・物販店による、複合施設。
オープン予定は、春オープンみたいです。。。



(仮称)鎌倉歴史文化交流センター
(既存建物設計:ノーマン・フォスター) 
神奈川県鎌倉市
Kamakura.jpg
一年ほど前に、ノーマン・フォスター展で知った情報が、遂に4月に完成予定。
ノーマン・フォスターが設計した専用住宅を、鎌倉の歴史を学ぶ施設に用途変更し、最終的には鎌倉博物館の一部となるようです。



富士山世界遺産センター(設計:坂茂)
静岡県富士宮市
FUISAN.jpg
富士山のすそ野に、12月開館予定の文化施設。
逆さ富士とは反対のデザインで、水面に富士山形状が見れるデザインになっています。
静岡に帰省する時に、見に行く予定です。


SONY-B.jpgこれらの新築物件に対して、今年で閉鎖される物件も有ります。

銀座のSONYビル(設計:芦原義信)は、3月に閉館し解体されます。
その後、公園になって、2022年に建替えられるそうです。

やはり、商業施設は、移り変わりが速いですね。
解体される前に、是非見に行きましょう〜!
posted by nabay at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月28日

建築倉庫

今年の6月に開館した、建築倉庫に行ってきました。

「収蔵庫そのもを展示する」をコンセプトに、天井高5.2mの空間に、建築模型を展示・保存しています。

建築倉庫-1.jpg    建築倉庫-2.jpg

場所は東京都品川区で、天王洲アイル駅から徒歩5分程度でした。建築倉庫は、美術品や映像音楽データからワインまで保存する会社、寺田倉庫が手掛けています。

倉庫の様な棚は、3〜4段あり、各模型が映えるように照明が当てられていました。
作品は、国内外の建築家による展示会に使われた模型から、設計段階のスタディ模型まであります。

建築倉庫-3.jpg   建築倉庫-4.jpg

模型の材料も、スタイロフォームやスチレンペーパーと良く使われる材料から、木材にアクリル材と、多種多様でした。

建築倉庫-5.jpgまた、照明が内蔵した模型は、少し暗いエリアにまとめて展示されています。
異なる建築家による何種類もの模型が見る事が出来る上に、写真撮影も可能ですので、とても良かったです。

新しい模型が入ったり、模型の入れ替わり等が有れば、また行きたいと思います!
posted by nabay at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月12日

民泊

Trip.jpg数週間前に、ニュースで出た民泊問題
安く宿泊する為と、空いている住宅を活用する事で、良さそうな感じですが、個人住宅ではなく、共同住宅で知らない人が泊まっており、騒いだり、ゴミの問題が、居住者から出ている様です。


以前、田舎の古民家を使って、宿泊施設を考えている方と、お話しする機会が有りました。
とりあえず、どの様な問題が有るか調べて、分かる範囲で簡単に説明させて頂きました。
当時から、住宅を宿泊施設(ホテルや旅館)に変えるのは、旅館業法建築基準法消防法等が掛かり、普通に許可を得るのが難しい状況だと思っていました。
ただし、農林漁業者体験民宿なら出来そうでした。


個人住宅ですら、上記の様にクリアさせなければいけない事が沢山有るので、共同住宅では、管理組合や契約に、居住者との関係も出てきて、現状不可能に近いと思います。
特に共同住宅の場合、消防法に関する防災設備の緩和を受けている可能性が有ります。
そこに、宿泊施設が入れば、緩和規定から外れ、建物全体が違法になるでしょう。
火災等の問題が起きてからでは遅いのです。

とは言え、空家問題があるの事実です。
観光で国内を訪れる観光客が増えており、2020年に東京オリンピックを控えている今、新しく建てるのではなく、リノベーションし、場合によっては期間限定で対応するのが一番かと思います。
分譲マンションでは、管理組合の関係で厳しいでしょうが、戸建て住宅や賃貸マンションは、居住者の理解や引越する事により、建物全体を民泊に変える事が出来るでしょう。
まず、法の改正が必要になるかと思いますが、対応出来れば良いですね。
posted by nabay at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月12日

脱法ハウス

先週、国土交通省より『脱法ハウス』に対する通知が出ました。

TVなどで、取り上げられていた部屋を細かく区切り、複数の人に部屋を貸す。
それは、もともとが、マンションや戸建て住宅だったり、事務所ビルの場合もありました。

脱法ハウス-1.jpg窓もなく、建築基準法の居室の規定である採光や換気が確保できていない。
見た瞬間に、違法としか思えませんでした。


火災等で、人命に関する事故が多発しないと、規制が厳しくならないのも、情けない限りです。


今回の通知は、建築基準法上の寄宿舎の用途となり、その基準に合うようにとなっています。
近年増加しているシェアハウスと呼ばれるのも、対象となります。
ちなみに、マンションのサービスルームは、採光が不足で、居室になっていませんが、他に居室が有ることと、複数に貸さないので、この通知には当てはまらないようです。

また、規模や用途によっては、用途変更の手続も必要となります。
戸建て住宅は、専用住宅。マンションは、共同住宅。事務所は、事務所。店舗は、飲食店や物販販売店等、種類が分かれていますので、要注意です。

建築基準法が、もっと厳しく、もっと早く対応すべきだと思いました。
(現在、国土交通省で、違反建築(脱法ハウス)の情報を募集中!)
posted by nabay at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月04日

国立近現代建築資料館

今年、文京区・湯島に有る旧岩崎邸の敷地内にオープンした『国立近現代建築資料館』。
世界に誇れる日本の建築を、学術・歴史・芸術的な価値を後世に伝える為に、図面や模型などの資料を収集し、保管。そして展示を行う資料館です。
(名誉館長:安藤忠雄)

国立近現代建築資料館1.jpg確かに、トレーシングペーパーに描かれた図面は劣化しますし、A2サイズ以上になると、保管するのも大変です。
建築の図面は、完成前の予想図的なものですが、建物に対する設計者の意思が感じられ、1本1本の線が、まるで絵画の様に見えます。
その様な図面を、国が保管する事は、素晴らしいと思います。

19642020.jpg
現在、開館記念展示として「建築資料にみる東京オリンピック」が行われています。1964年の東京オリンピックから、昨年の国際コンペで決定した新国立競技場までを展示。

資料館だけの利用ですと、予約がいる様ですが、旧岩崎邸への入館料を払えば、無料で見ることが出来ました。
今後の展示を含めた活動に期待しつつ、もっと、一般の人に知ってもらいたいと思うニュースでした!


ロスタイムに追いつき、5大会連続でW杯出場決定!

おめでとう、そしてこれからだ!!


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2010年05月27日

省エネ法

省エネ法.jpg
今年の4月1日より対象建築物が変更されました。
建築用途に関わらず、延べ床面積300u以上の建築物は、新築・増築等の際に届出と定期報告(住宅は届出のみ)が必要となったのです。

そこで、建築確認申請中のY's houseも届け出ることとなりました。
なお、工事着工の21日前までに届出をしなかった場合は50万円以下の罰金なのでご注意下さい。

提出先の役所に確認したところ、担当者は・・・
「今回が初めてでよく分からないし、書式の準備も出来ていないのでとりあえず出して下さい。」

正直、役所に対して罰金を科したいところです!

仕方なく他の行政の書式を利用・アレンジして作成しましたが、理解するまでが結構面倒でした。
簡単に言ってしまえば、どれだけ省エネ対策しているかを数値化したり、断熱材や開口部等の仕様を提示するだけのこと。
対策基準を下回った場合の措置をどこまで規制するかは不明ですが・・・。

そもそも省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)は、第2次石油危機を契機に1979年に制定されたようです。
現在は工場・事業場、輸送、住宅・建築物、機械器具の4分野において省エネ対策を定めています。

そういえば、民主党の環境政策である、CO2削減目標(2020年までに1990年比で25%削減)はどうなっているんだろうか??
posted by suzuking at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

高松宮殿下記念世界文化賞-2009年-

1998年に創設された、高松宮殿下記念世界文化賞の受賞式典がありました。
この賞は、絵画・彫刻・建築・音楽・演劇・映像の各分野において、世界的に活躍をした方を讃え、表彰しています。

今年は、絵画部門においても建築に関わる方が受賞されました(敬称略)。

MOBILE-ART-1.jpg MOBILE-ART-2.jpg

 建築部門:ザハ・ハディド
       イラク出身で、現在イギリスを拠点に活躍するデコンストラク
       ションの女性建築家。
       昨年、移動美術館『CHANEL MOBILE ART』が、東京に上陸
       し、我々もザハ建築を堪能する事が出来ました。

H-Sugimoto.jpg
 

 絵画部門:杉本 博司
       東京出身の写真家、1974年にニューヨークへ移住。1997年
       から『Architecture』シリーズを撮影し、2002年に展覧会を行
       う。
       現在、建築設計を行う「新素材研究所」を設立、静岡県の富士
       山麓にあるクレマチスの丘に『IZU PHOTO MUSEUM』の内
       装及び坪庭の設計をしています。

ザハ建築は、内部空間(内装)だけなら国内でも体験できますが、建築となると、残念ながら一つもありません。

『IZU PHOTO MUSEUM』のあるクレマチスの丘は、美術館が集まった施設で、私の好きな場所の一つです。ドライブがてらに、また行こうかと思います。
posted by nabay at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月10日

赤白ボーダー

U邸-2.jpgちょっと前に話題になった某有名漫画家の住宅です。
近隣住民より、町並みの景観を損ねるとの問題で裁判になったのは記憶に新しいところです。
裁判の結果は近隣住民側の敗訴で決着がつきましたが、果たして皆さんはどう感じたでしょうか?

景観論争は非常にデリケートで、人それぞれが持っている感覚的な部分が決定要因になることもあり、簡単に結論が出にくいものです。
色彩や形態で猛反対されていた建築が、完成後数十年経過すると、親しまれ地域の顔になっている、ということも過去の事例であります。
今回は景観問題の詳細等は書きませんが、地域性・時代性・環境・文化などの要素によっても考え方、扱い方が微妙に変わってくるでしょう。

実際この住宅を見ましたが、個人的な結論から言うと「ぎりぎり許容範囲」という感じです。
但し、このデザイン・カラーリングを認めているつもりは一切ありませんし、このような設計・デザインをするつもりも一切ありません。
もし自分の家の隣にこれが建ったら景観的に「ギリ許せる」といったところでしょう。
この建物は前面道路から約3mほどセットバックして建っており、周辺道路を歩いている限りではほとんど目立ちません。
確かに地域的に見れば古くから成り立っている高級で閑静な住宅街ですが、景観を破壊するほどのことはないと、個人的には感じました。
ちなみに、この建物を見に来ていた20代くらいの女性達は「かわいい!」と言ってました・・・。

我々も景観に何らかの影響を与える立場にいますので十分な配慮が必要です。

U邸-1.jpg   グワシ門扉.jpg
posted by suzuking at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月12日

建築士法改正

我々建築業界の資格といえば、一級建築士を代表とする建築士の資格が有ります。建築士は、建築士法に則して日々勉強をし仕事に勤めなければなりません。

その建築士法が、今月(11/28施行)に改正されます。
耐震偽装の影響で、沢山の人に迷惑を掛けただけでなく、建築業界の信用を落としたことに対して、信用を取り戻す為に更なる能力向上を目指した改正です。

建築士法.jpg

今までは、資格を取得するとA4サイズの資格証を頂いて終わりでしたが、これからは3年ごとの定期講習会を受けて受講後の修了考査(○×式)に合格しなければなりません。
この定期講習会は既に始まっていますが、東京など資格者数の数に対して、会場規模や回数が追いつかない状況になっています。我々も、来年には受けたいと思っています。

改正を抜粋すると、業務において管理建築士他の建築士が設計・工事監理契約時に、建築主対して重要事項について説明する事が義務化されました。
重要事項の中には、法律や省令で下記の様な内容があります。

 法律
  ・作成する図書の内容(設計契約)
  ・工事と設計図書の照合方法
  ・工事監理における実施状況の報告方法
  ・設計及び工事監理に従事する建築士の氏名と資格
  ・業務報酬や契約解除

 省令
  ・事務所の名称と所在地
  ・事務所開設者の氏名
  ・設計及び工事契約の対象になる建築物の概要
  ・業務に従事する建築士の登録番号
  ・業務に従事する設備士がいる場合は、設備士の氏名
  ・委託に関わる場合は、その名称と住所と氏名


重要事項-1.bmp 重要事項-2.bmp

つまり建築主が、設計や工事監理の担当者の資格を確認した上で、作図内容に業務方法を知る事によって、今まで以上に安心して頂ける内容になっています。

他に、一級建築士の受験内容の変更に、建築士事務所開設時に必要な管理建築士になるのに、実務経験と講習を受講することが必要になったり、業務報酬の見直し等があります。

建築業界の信用を回復する為に、日々進化する技術や業務を追うだけでなく、初心を忘れないよう心掛けたいと思います。
posted by nabay at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月20日

火災報知機

火報-1.jpg事務所・店舗・マンション等、一定規模以上の建物では良く見かける火災報知機
2004年の消防法改正により、2006年6月1日から新築の戸建住宅に設置が義務付けられました。また同法令では、原則として2008年5月31日(地域によっては、2011年5月31日)までに、既存のマンションや戸建住宅にも設置しなければなりません。
CMで見た人もいるかと思いますが、意外と知られていないようです。

設置の期日・箇所などの詳細は、総務省消防庁のHPを参照して頂くとして、簡単に説明したいと思います。

設置箇所は、下記になります。
 ・寝室設置
 ・階段:2階建で2階に寝室が有る場合は、2階天井部に設置
      3階建は、寝室がある限り最低1箇所は設置。
 ・廊下:寝室を除く、床面積7.0u(約4.3帖)以上の居室が5部
      屋以上ある階の廊下
 ・ 市町村条例では、キッチン等に設置する場合がありま
     す。

この場合の居室とは、リビングやダイニングに書斎など人は滞在しても、寝起きはしない部屋となります。

火報-2.jpg火災報知機は、基本的に煙感式を取り付けます。キッチンに設置する必要がある場合、煙が上がることが多いので熱感式を設置します(条例で煙感式を定めている場合もあります)。
設置位置は、壁や梁から60cm以上、エアコンや換気扇の吹出(吸込)口から1.5m以上離した天井面か、天井から15cm〜50cm以内の壁に取り付けて下さい。他に注意すべき点もありますが、設置するのに資格は要りませんので、知り合いの設計関係者や消防関係者にアドバイスを受ける事を奨めます。
また、ホームセンターや家電量販店舗で購入出来ますので、買う前にパンフレットを頂くなり聞いてみて下さい。

最後に、悪徳な訪問販売で高額に売りつける事が問題になっていますので、ご注意下さい!
posted by nabay at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月26日

建築基準法の改正

KIJUNHO.jpg先週の6/20に、建築基準法が改正・施行されました。
過去に、天災や事故等により建築的に問題が起こると改正されること多かったです。しかし今回の法改正は、世間を騒がせた耐震強度の偽装問題国土交通省がとった措置になります。

それまでは、このような改正が過去にありました。

 1981年:新耐震基準
 2000年:性能規定改正・品格法誕生
 2003年:シックハウス対策


そして今回は、構造に関する法律確認申請等の申請手続きに関する法律が改正されました。

過去の改正では、半年前には内容が発表されたり解説本が出ることで、改正に対する準備も前もってでき、特に大きな混乱が無く施行日を迎えていました。
しかし今回は、6月に入っても取り扱い基準が不明(未確定)のままで、どうなるか分からない日々を送っていました。設計者だけでなく、施主・施工者にも何らかの影響を与える内容だけに、国土交通省もしっかりとした対応をして欲しかったです。

改正される事で、今まで以上に、法的に守られた『安全な建物』を造る事が出来ます。ただ一方では、スケジュール的な見直しだけではなく、書類や図面表現の量が増える事で、設計者の作業量も多くなりました。正直、設計者としては頭が痛いところです。設計料も見直しする必要があると思われます。
posted by nabay at 20:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月24日

CASBEE

CASBEE.jpg個人的によく思う事ですが、日本は土地の価格が高く建築の評価が低いのではと思っていました。
今まで建物の評価の一つとして、住宅性能評価が有りました。住宅性能評価は、建物のみ評価で我々もマンション設計時に経験したことがあります。

最近では、CASBEE(建築物総合環境評価)と言う欧米で注目されている評価システムの日本版があります。
これは建物だけでなく、『仮想境界』と呼ばれる敷地境界線により区分けされた境界内と境界外に対する評価になっています。
境界内を環境品質(Q)といい、「快適・健康・安心」「長く使い続ける」「まちなみ・生態系を豊かにする」の三分野の品質性能の高さを評価します。
また境界外を環境負荷(L)といい、「エネルギーと水を大切に使う」「資源を大切に使いゴミを減らす」「CO2排出・騒音等の地域環境に配慮する」の三分野から環境負荷の低減する取り組みを評価します。

CASBEEは、現時点では延床面積2,000u(605坪)の建築物(戸建住宅除く)が対象となっていますが、これからは年50万戸建設されている戸建住宅も対象になる予定だそうです。

私たち設計者は、一生に何戸(棟)の建物と係りますが、ユーザー側にとっては、一生に一度有るか無いかの買い物かと思います。この様な評価システムが、ユーザー側にとって少しでも役に立つものであって欲しいと思います。
posted by nabay at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする