2012年05月14日

カキツバタ

根津美術館で開催中の「KORIN展」。
見ごたえありました。

国宝「燕子花図(かきつばたず)」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」を同時に見れる絶好の機会。

双方とも、
絵はシンプルの極み
背景は金一色
よく見るとベタ塗りで、陰影なし
カキツバタの配置、バランスのみの構成。

しかし、全体を眺めると屏風の奥行きも相まって遠近感が出ているように見えます。
橋が全体に貫かれた「八橋図」は更に印象的です。

燕子花図.jpg
                      燕子花図

八橋図.jpg
                       八橋図

しかもこの時期、美術館の庭園にはカキツバタが見事に花を咲かせています!
カキツバタ.jpg


トリプルでカキツバタを堪能できました。

リニューアル後の根津美術館は初めて行きました。
展示物への照明効果、良かったです。
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posted by suzuking at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 国宝・重文・世界遺産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月27日

2012-GW

日々、ドタバタしていたら、週末はGWですね。
我々は、暦通りの休みとなります。
と言う事で、近場で楽しめるイベントを紹介します。

大友克洋GENGA展
私は、もう行きましたが、入場時間が決められた時間制限のある展示会です。
GENGA.jpgAKIRAを知っていれば、このバイクを知らない人はいないでしょう。

入場制限が有るので、カラーやモノクロの原画をゆっくり見る事が出来ます。原画ならではの迫力や、建物やマシンの細かさやデザインは見る価値ありです!
バイクは、寄付する事で乗る事も可能です。
会場は、学校をリノベーションした3331 Arts Chiyoda。近くに2k540 AKI-OKA ARTISANも有りますので、セットでいかがですか!


東京ホタル
電車の広告で見て、とても興味が沸きました。
東京ホタル.jpg
5/5と6日に隅田川で行なわれるイベントです。お薦めは、6日の夜に行なわれる『ひかりのシンフォニー』。
これは、ホタルをイメージした、約10万個の太陽光蓄電LED「いのり星」を川に流し、幻想的な世界を作りあげます。
この電球の構造も、興味津々です。


伊丹潤展 手の痕跡
昨年、急逝された建築家・伊丹潤氏の展示会。
M-Building.jpg素材を生かした建築や空間を造るのが、上手いと思っていました。都内には、写真のM Buildingの他に何点か有りますが、晩年は韓国に多くの建築作品を残しています。

場所はギャラリー間ですので、GW期間中は土曜と平日のみ開催が残念です。



■オクトーバーフェスト 横浜&お台場
本来は、秋に行なわれるビールフェス。
今年は、日本でオクトーバーフェスが行なわれて10周年。それを記念して、春も開催されるようです。
横浜は「赤レンガ倉庫」で、都内は「お台場」が会場となります。どちらも、4/27〜5/6の開催。

他に、渋谷にヒカリエがオープンしたりしますが、私はサッカー観戦友達と飲む事で、リフレッシュしながら、仕事も頑張りたいと思います!
posted by nabay at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月14日

Ry Cooder

ここ数週間ほど、朝遅くから夜遅くまで事務所に缶詰状態で図面描いてます。

クリックのし過ぎで右腕が腱鞘炎になりそうです。

こんなときに癒してくれる音楽が、ライ・クーダー。

最近ハマッてます。

聞いているCDは、「Paris,Texas」。

ヴェンダース監督の映画「パリ・テキサス」のサントラです。

スライドギターの音色が心と身体に沁みこんできて、機械的な生活から解放してくれます。

マッタリするにはもってこいです。



posted by suzuking at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月22日

浜松ジオラマファクトリー

週末は、私用で静岡に帰省しました。

土曜の新聞に載った、『浜松ジオラマファクトリー』。
場所は、浜松市の中心部にあるザザシティ浜松中央館(3F)で、会場には、浜松市出身でテレビ東京系列「TVチャンピオン」にて何度もチャンピオンになった山田卓司氏の世界が拡がっていました。

私も小学生の頃に、プラモデルを作り、パウダーを使ったりしてジオラマにも挑戦した事は有りますが、レベルが違いすぎます。
もちろん、我々業界の建築模型とはジャンルが異なります。

浜松DioramaF-1.jpg

昭和の懐かしい情景」や「ミリタリー」に「特撮ヒーロー」をテーマにしたジオラマが、約70品の展示作されていました。そのどれもが、瞬間を切り取ったかの様で、人の表情や動きに瓦礫や小物までリアルに表現されていました。
実際、目線を合わせて撮ると、その雰囲気が良く伝わります。

基本的に撮影は禁止ですが、3点(昭和の懐かしい情景)のみ撮影可能でしたので、紹介します。
浜松DioramaF-2.jpg 浜松DioramaF-3.jpg 浜松DioramaF-4.jpg

他に、特撮ヒーローではウルトラマンやガンダム、あと浜松まつりのジオラマも有りましたので、誰もが楽しめる展示会です。
また、浜松の中心部を活性化させる為のイベントとの事ですので、大勢の人に見て欲しいですね。
posted by nabay at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

オンカロ(Onkalo)

現在、フィンランドで「特殊な領域」を建設中です。
それは、放射性廃棄物最終処分場として、地下500mにも及ぶ空間「オンカロ」。

オンカロ.jpg


そして、この建築は10万年の耐久性を維持しなければならない使命があります。
なぜなら、廃棄物から出る放射線が生物にとって安全なレベルに下がるまで少なくとも10万年かかるとされ、それらを封印するためです。

オンカロが完成し、放射性廃棄物を内部に封じ込めてから10万年が経過する間には、地球規模の地殻変動や氷河期などの気候変動により、一切の生物は滅亡し、新たな生物が誕生しているかも知れません。

その間もオンカロは、10万年後の生物のために、安全に機能していなければならないのです。

しかし、10万年といってもピンときません。
今から10万年前は、現代人(ホモ・サピエンス)がアフリカを出て世界各地に拡がった頃だと言われています。
また、人類が建造した中で、現存する世界最古のものではないかと言われている「マルタの巨石神殿群」ですら、今から約7000〜8000年前。
10万年は、その10倍以上という天文学的な数字を物語っています。

マルタの巨石神殿群.jpg


現在、日本でも、低レベル放射性廃棄物は埋設処分を基本とし、高レベル放射性廃棄物は安定な形態に固化した後30〜50年間冷却貯蔵を行い、その後300メートル以深の地下に処分(地層処分)する計画としています。

日本の放射線廃棄物最終処分場.jpg


オンカロや日本での地下深層処分場が絶対安全であるかどうかは、3.11の震災で学んだこと。

ただ、核兵器を開発しはじめた1940年頃から1993年までに、世界13カ国で行われていた核廃棄物の海洋投棄に比べればマシなのかも知れません。


便利な代償としてのツケがまわって来たのでしょうか。
やはり、根本は生命や環境に害を及ぼすものは作り出さないことですね。
posted by suzuking at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 特殊な領域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月14日

2k540 AKI-OKA ARTISAN

2010年に、「ものづくり」をテーマに、『2k540 AKI-OKA ARTISAN』がオープンしました。
場所は、名前が表わす様に、東京駅から2km540m先の山手線と京浜東北線の高架下(秋葉原〜御徒町)になります。

2k540-01.jpg台東区が、伝統工芸を始めとした「ものづくりの街」だった事から、工房とショップ一体の店舗を集めたそうです。
雑貨やカフェ以外にイベントスペースも有り、高価そうな木製品のお店でも、気軽に入れました。

2k540-02.jpgもともと、倉庫と駐車場だった高架下を、特徴的な柱や壁を生かしつつ白く塗り、床をアスファルト舗装にする事で、身近な雰囲気を持つ、新しい街が誕生した感じです。

床に描かれた、エリアやトイレの位置を示すサインが、アスファルトと言う素材を、良いイメージに変えていました。


Googleのストリートビューでは、改修前の雰囲気が確認できます。この列柱は、迫力があって良いです。
2k540-b-1.jpg 2k540-b-2.jpg


場所は、不便に感じられるかも知れませんが、秋葉原〜御徒町の駅間距離は約1.0km。散歩がてらに、一度は行って見て下さい!
posted by nabay at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月26日

竣工写真

Y's house」の竣工写真を本にしました!

Y's house 竣工写真-1.jpg


Y's house 竣工写真-2.jpg


Y's house 竣工写真-3.jpg


といっても、建築主と我々の2冊限定。
冊数が少ないので割高ですが、ワンオフものです。

普通の竣工アルバムよりも記念になります。

撮影・企画・構成・制作は、いつもお世話になっているカメラマン:海老原氏によるもの。

カラー・モノクロ・図面による絶妙なレイアウト。
見る側に興味をそそらせるようなボリュームで、丁度いい感じで仕上がっています。
我々にしてみれば、いい営業ツールとなりました。

また、機会があればお願いしよっと!
posted by suzuking at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月12日

綾辻行人の『館シリーズ』

新年明けて、急に寒くなりなりました。
今年一年も頑張りますので、よろしくお願いします。


奇面館.jpg1987年に、綾辻行人のデビュー作でありシリーズ第1作目が登場してから25年。

シリーズ第9作目の「奇面館の殺人」が、先日刊行されました!

以前、建築が主人公の映画を紹介していますが、この館シリーズは、異能の建築家・中村青司が設計した奇妙な館を舞台に事件が起きる設定になっています。
探偵も出てきますが、魅力的な館が主役的な位置にいる為、読者から『館シリーズ』と呼ばれ、人気の高いミステリー作品です。

この建築家は、現時点で今作品以外に十角館・水車館・迷路館・時計館(旧館と新館)・黒猫館・暗黒館(改修)・びっくり館を設計(人形館は、設計していません)。

印象的だったのは、迷路館。
地上部には、岩で出来た祠の様な入口があるのみ、その奥の地面は、ガラスが波を打って拡がっている。そう、地中に埋まった館です。地盤面のガラスが館の屋根で、館の中心には巨大迷路がある。廊下が巨大迷路と、とても使い辛い館ですが、天井から差し込む光は、雰囲気が良さそうでした。

館シリーズ.jpg


館シリーズは、全10作品の予定なので、次回作がラストでしょうか!?
私自身もシリーズ1作目を読んだのが、約20年前。その後何回か読んでいますが、前作からも5年経っていますので、そろそろシリーズ一気読みが必要な感じです。

では、久し振りの館に足を踏み入れたいと思います!
posted by nabay at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

2011

今年は日本にとって歴史的な出来事が多々ありました。

男子サッカーアジアカップ優勝!
大震災。
原発事故。
女子サッカーワールドカップ優勝!!
完全地上デジタル化。
超円高。
国の借金 1000兆円超え!?

などなど・・・。
毎度のこと、政治・経済的にはあまりいいことがなかったような・・・。


さて、時悠空間工房としてはどうだったでしょうか。

実現した!
 ○新たな分野の仕事(耐震補強関係)
 ○パソコンの買い替え
 ○見たかった建築が見れた(龍の砦、第三スカイマンションの内覧)
 ○キャンプ
 ○節電

      パソコン.jpg   龍の砦.jpg

しなかった…
 ・予定していた建築計画(この業界にはつきもの)
 ・コンペ入賞
 ・桂離宮の鑑賞(来年こそは実現したい)
 ・アイスホッケー観戦
 ・建築旅行
 ・健康診断

1年を振り返ると、改めて来年はこうしようという意欲が湧いてきます。
もっともっと、新しいことや様々なことにチャレンジできたらと思います。


*12/28〜1/5まで冬期休業とさせて頂きます。
posted by suzuking at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務所の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月07日

ペーパークラフト

良く行く本屋の建築コーナーで販売している、建築のペーパークラフト。
ついに、購入しました!
J-Y-1.jpg J-Y-2.jpg

このペーパークラフト(1枚:¥500)について、いろいろと調べてみましたが、デザインがSachiko Yamamotoと書かれているだけで、残念ながら他については、現時点では不明です。
購入したのは、吉村順三氏が設計した『軽井沢の山荘』。他には、モエレ沼公園等が有りました。

A4サイズの紙に描かれた図柄を、参考写真を元に、カッターで切り折り曲げる事で、完成!
とても簡単でしたが、久し振りに曲線カッター(SW-600G)を使う事ができ、楽しく作れました。

J-Y-3.jpg J-Y-4.jpg

出来上がりは、奥行き感があり、光を当てて影が作る事で、更に雰囲気がUP。

ペーパークラフトは、頭の中にある三次元(立体)を、二次元(紙)で表現する設計と同じだと思いました。

時間が有れば、プロダクトとして挑戦したいですね。
posted by nabay at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | プロダクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする