2012年06月22日

小さな驚き

先日、本屋でのこと。
最近よくメディアに登場する若手建築家の本を立ち読みしていると・・・

以前、自分が設計に取り入れたコンセプトと全く同じ内容が記載されていたのです!

本の内容はあくまでもアイデアだけでしたが・・・
こちらはすでに完成した建築ですが、まだメディアには露出していないシロモノ。

もちろん、アイデアを拝借したわけではありません。
(最近、出版された本のようでした)

建築家・設計士は星の数ほどいるので、アイデアがカブっても当然な事かもしれません。

しかし、クリエーターやデザイナーはアイデアが命。

他人のモノマネではプライドが許しません。

世界的デザイナーであった故・倉俣史朗氏は、常に雑誌を見て、他人のアイデアと被らないように気をつけていたようです。

結局のところ、やったモン勝ち、というところでしょうか。


勝手な思い込みですが、
suzukingの卒業設計(1993年)はビルバオ・グッゲンハイム美術館/設計:フランク・ゲーリー(1997年完成)に似てるんです・・・。

オズボーンのチェックリスト/アイデアを大量生産.jpg


posted by suzuking at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月02日

ネットサービスいろいろと

事務所のBlogを始めたのは、2006年。
当時は、ホームページよりBlogの方が操作しやすくて、世間的にも拡がっていました。

その頃から、国内SNSの一つmixiが流行し、ここ数年ではTwitterFacebookと、沢山のサービスが登場しました。
それに合わせて、新聞記事やHPに各サービスのリンクするソーシャルボタンが登場。
コメントやトラックバックするより、気楽で簡単なので、私も良く利用します。

と言う事で、遅まきながらも、このBlogにも設定しました。
SB.jpg


個人的には、Blogとmixiが主体で、Facebookはとりあえず登録している様な状況。

LINE.jpgそれなのに、新しくLINEも登録。
こちらは、知り合いとチャットをする感じのメールサービスです。
それと、無料通話が魅力的ですね(通信料は、別途)。

LINEだけでなく、これら全てを、上手く使いこなせるかが課題です(笑)。

何かが急に変わる事は無いと思いますが、mixiで有効な情報と知り合いが出来た様に、ここから新しい拡がりや懐かしい出会いが有ればと、思います!
posted by nabay at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月14日

カキツバタ

根津美術館で開催中の「KORIN展」。
見ごたえありました。

国宝「燕子花図(かきつばたず)」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」を同時に見れる絶好の機会。

双方とも、
絵はシンプルの極み
背景は金一色
よく見るとベタ塗りで、陰影なし
カキツバタの配置、バランスのみの構成。

しかし、全体を眺めると屏風の奥行きも相まって遠近感が出ているように見えます。
橋が全体に貫かれた「八橋図」は更に印象的です。

燕子花図.jpg
                      燕子花図

八橋図.jpg
                       八橋図

しかもこの時期、美術館の庭園にはカキツバタが見事に花を咲かせています!
カキツバタ.jpg


トリプルでカキツバタを堪能できました。

リニューアル後の根津美術館は初めて行きました。
展示物への照明効果、良かったです。
posted by suzuking at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 国宝・重文・世界遺産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月27日

2012-GW

日々、ドタバタしていたら、週末はGWですね。
我々は、暦通りの休みとなります。
と言う事で、近場で楽しめるイベントを紹介します。

大友克洋GENGA展
私は、もう行きましたが、入場時間が決められた時間制限のある展示会です。
GENGA.jpgAKIRAを知っていれば、このバイクを知らない人はいないでしょう。

入場制限が有るので、カラーやモノクロの原画をゆっくり見る事が出来ます。原画ならではの迫力や、建物やマシンの細かさやデザインは見る価値ありです!
バイクは、寄付する事で乗る事も可能です。
会場は、学校をリノベーションした3331 Arts Chiyoda。近くに2k540 AKI-OKA ARTISANも有りますので、セットでいかがですか!


東京ホタル
電車の広告で見て、とても興味が沸きました。
東京ホタル.jpg
5/5と6日に隅田川で行なわれるイベントです。お薦めは、6日の夜に行なわれる『ひかりのシンフォニー』。
これは、ホタルをイメージした、約10万個の太陽光蓄電LED「いのり星」を川に流し、幻想的な世界を作りあげます。
この電球の構造も、興味津々です。


伊丹潤展 手の痕跡
昨年、急逝された建築家・伊丹潤氏の展示会。
M-Building.jpg素材を生かした建築や空間を造るのが、上手いと思っていました。都内には、写真のM Buildingの他に何点か有りますが、晩年は韓国に多くの建築作品を残しています。

場所はギャラリー間ですので、GW期間中は土曜と平日のみ開催が残念です。



■オクトーバーフェスト 横浜&お台場
本来は、秋に行なわれるビールフェス。
今年は、日本でオクトーバーフェスが行なわれて10周年。それを記念して、春も開催されるようです。
横浜は「赤レンガ倉庫」で、都内は「お台場」が会場となります。どちらも、4/27〜5/6の開催。

他に、渋谷にヒカリエがオープンしたりしますが、私はサッカー観戦友達と飲む事で、リフレッシュしながら、仕事も頑張りたいと思います!
posted by nabay at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月14日

Ry Cooder

ここ数週間ほど、朝遅くから夜遅くまで事務所に缶詰状態で図面描いてます。

クリックのし過ぎで右腕が腱鞘炎になりそうです。

こんなときに癒してくれる音楽が、ライ・クーダー。

最近ハマッてます。

聞いているCDは、「Paris,Texas」。

ヴェンダース監督の映画「パリ・テキサス」のサントラです。

スライドギターの音色が心と身体に沁みこんできて、機械的な生活から解放してくれます。

マッタリするにはもってこいです。



posted by suzuking at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月22日

浜松ジオラマファクトリー

週末は、私用で静岡に帰省しました。

土曜の新聞に載った、『浜松ジオラマファクトリー』。
場所は、浜松市の中心部にあるザザシティ浜松中央館(3F)で、会場には、浜松市出身でテレビ東京系列「TVチャンピオン」にて何度もチャンピオンになった山田卓司氏の世界が拡がっていました。

私も小学生の頃に、プラモデルを作り、パウダーを使ったりしてジオラマにも挑戦した事は有りますが、レベルが違いすぎます。
もちろん、我々業界の建築模型とはジャンルが異なります。

浜松DioramaF-1.jpg

昭和の懐かしい情景」や「ミリタリー」に「特撮ヒーロー」をテーマにしたジオラマが、約70品の展示作されていました。そのどれもが、瞬間を切り取ったかの様で、人の表情や動きに瓦礫や小物までリアルに表現されていました。
実際、目線を合わせて撮ると、その雰囲気が良く伝わります。

基本的に撮影は禁止ですが、3点(昭和の懐かしい情景)のみ撮影可能でしたので、紹介します。
浜松DioramaF-2.jpg 浜松DioramaF-3.jpg 浜松DioramaF-4.jpg

他に、特撮ヒーローではウルトラマンやガンダム、あと浜松まつりのジオラマも有りましたので、誰もが楽しめる展示会です。
また、浜松の中心部を活性化させる為のイベントとの事ですので、大勢の人に見て欲しいですね。
posted by nabay at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

オンカロ(Onkalo)

現在、フィンランドで「特殊な領域」を建設中です。
それは、放射性廃棄物最終処分場として、地下500mにも及ぶ空間「オンカロ」。

オンカロ.jpg


そして、この建築は10万年の耐久性を維持しなければならない使命があります。
なぜなら、廃棄物から出る放射線が生物にとって安全なレベルに下がるまで少なくとも10万年かかるとされ、それらを封印するためです。

オンカロが完成し、放射性廃棄物を内部に封じ込めてから10万年が経過する間には、地球規模の地殻変動や氷河期などの気候変動により、一切の生物は滅亡し、新たな生物が誕生しているかも知れません。

その間もオンカロは、10万年後の生物のために、安全に機能していなければならないのです。

しかし、10万年といってもピンときません。
今から10万年前は、現代人(ホモ・サピエンス)がアフリカを出て世界各地に拡がった頃だと言われています。
また、人類が建造した中で、現存する世界最古のものではないかと言われている「マルタの巨石神殿群」ですら、今から約7000〜8000年前。
10万年は、その10倍以上という天文学的な数字を物語っています。

マルタの巨石神殿群.jpg


現在、日本でも、低レベル放射性廃棄物は埋設処分を基本とし、高レベル放射性廃棄物は安定な形態に固化した後30〜50年間冷却貯蔵を行い、その後300メートル以深の地下に処分(地層処分)する計画としています。

日本の放射線廃棄物最終処分場.jpg


オンカロや日本での地下深層処分場が絶対安全であるかどうかは、3.11の震災で学んだこと。

ただ、核兵器を開発しはじめた1940年頃から1993年までに、世界13カ国で行われていた核廃棄物の海洋投棄に比べればマシなのかも知れません。


便利な代償としてのツケがまわって来たのでしょうか。
やはり、根本は生命や環境に害を及ぼすものは作り出さないことですね。
posted by suzuking at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 特殊な領域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月14日

2k540 AKI-OKA ARTISAN

2010年に、「ものづくり」をテーマに、『2k540 AKI-OKA ARTISAN』がオープンしました。
場所は、名前が表わす様に、東京駅から2km540m先の山手線と京浜東北線の高架下(秋葉原〜御徒町)になります。

2k540-01.jpg台東区が、伝統工芸を始めとした「ものづくりの街」だった事から、工房とショップ一体の店舗を集めたそうです。
雑貨やカフェ以外にイベントスペースも有り、高価そうな木製品のお店でも、気軽に入れました。

2k540-02.jpgもともと、倉庫と駐車場だった高架下を、特徴的な柱や壁を生かしつつ白く塗り、床をアスファルト舗装にする事で、身近な雰囲気を持つ、新しい街が誕生した感じです。

床に描かれた、エリアやトイレの位置を示すサインが、アスファルトと言う素材を、良いイメージに変えていました。


Googleのストリートビューでは、改修前の雰囲気が確認できます。この列柱は、迫力があって良いです。
2k540-b-1.jpg 2k540-b-2.jpg


場所は、不便に感じられるかも知れませんが、秋葉原〜御徒町の駅間距離は約1.0km。散歩がてらに、一度は行って見て下さい!
posted by nabay at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月26日

竣工写真

Y's house」の竣工写真を本にしました!

Y's house 竣工写真-1.jpg


Y's house 竣工写真-2.jpg


Y's house 竣工写真-3.jpg


といっても、建築主と我々の2冊限定。
冊数が少ないので割高ですが、ワンオフものです。

普通の竣工アルバムよりも記念になります。

撮影・企画・構成・制作は、いつもお世話になっているカメラマン:海老原氏によるもの。

カラー・モノクロ・図面による絶妙なレイアウト。
見る側に興味をそそらせるようなボリュームで、丁度いい感じで仕上がっています。
我々にしてみれば、いい営業ツールとなりました。

また、機会があればお願いしよっと!
posted by suzuking at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月12日

綾辻行人の『館シリーズ』

新年明けて、急に寒くなりなりました。
今年一年も頑張りますので、よろしくお願いします。


奇面館.jpg1987年に、綾辻行人のデビュー作でありシリーズ第1作目が登場してから25年。

シリーズ第9作目の「奇面館の殺人」が、先日刊行されました!

以前、建築が主人公の映画を紹介していますが、この館シリーズは、異能の建築家・中村青司が設計した奇妙な館を舞台に事件が起きる設定になっています。
探偵も出てきますが、魅力的な館が主役的な位置にいる為、読者から『館シリーズ』と呼ばれ、人気の高いミステリー作品です。

この建築家は、現時点で今作品以外に十角館・水車館・迷路館・時計館(旧館と新館)・黒猫館・暗黒館(改修)・びっくり館を設計(人形館は、設計していません)。

印象的だったのは、迷路館。
地上部には、岩で出来た祠の様な入口があるのみ、その奥の地面は、ガラスが波を打って拡がっている。そう、地中に埋まった館です。地盤面のガラスが館の屋根で、館の中心には巨大迷路がある。廊下が巨大迷路と、とても使い辛い館ですが、天井から差し込む光は、雰囲気が良さそうでした。

館シリーズ.jpg


館シリーズは、全10作品の予定なので、次回作がラストでしょうか!?
私自身もシリーズ1作目を読んだのが、約20年前。その後何回か読んでいますが、前作からも5年経っていますので、そろそろシリーズ一気読みが必要な感じです。

では、久し振りの館に足を踏み入れたいと思います!
posted by nabay at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする